SUIRYO 翠陵 vol.82
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始動Starting特集2SUIRYO 82今だからできるボランティア、今こそしたい学生への支援川口 謙造さん(本学職員)2005年の神戸学院大学「ボランティア活動支援室」立ち上げに際し、大阪ボランティア協会でキャリアを重ねて得た運営、事業に関する知識やノウハウを携えて、本学職員として着任。学生支援センターKAC学生支援グループボランティア活動支援室コーディネーター松尾 紀明さん(同窓会 大阪府支部)ラポール株式会社 大阪営業所 所長不動産に関わる業務の性質上、賃貸物件を避難所として活用する方法や防災減災の視点で建物を考察する機会も。2017年2月・9月、2018年2月実施熊本被災地支援ボランティアに参加冨岡 純平さん(経済学部2年次生 2018年3月現在)被災地や神戸でのボランティア活動を経験する中で、成長が期待される。いま、南海トラフ地震を想定したキャンパスでの避難訓練プロジェクトを計画している。ボランティア活動支援室学生スタッフ頃安 祐菜さん(栄養学部2年次生 2018年3月現在)今回の熊本の被災地支援ボランティアへの公募に応じ、被災地での活動に初めて参加。その経験を生かし、2018年3月には自らがリーダーとなって熊本の農業支援を計画中だ。カンボジアを支援するボランティア活動基金VAFのメンバー大西 祐実さん(人文学部2年次生 2018年3月現在)主に熊本支援、被災地応援物産展にリーダーとして参画してきた。熊本地震ボランティアをきっかけに始まった応援ブログ「神戸学院大学生が阿蘇を応援するブログ」の編集長。ボランティア活動支援室学生スタッフ村井 敦さん(同窓会 九州支部)日経メディアプロモーション株式会社主に日本経済新聞の販売促進事業に従事。「新聞の読み方セミナー」、「インターンシップ選考対策セミナー」の講師も務める。2017年2月実施熊本被災地支援ボランティアに参加「神戸学院大学」発のボランティア活動に新たな1ページを書き加えた2017年神戸学院大学の災害支援ボランティア活動は、2011年の東日本大震災の被災地・東北への支援を経て、2016年には熊本地震の被災地支援へとその活動の幅を広げてきました。被災地熊本においての活動も災害発生からの時間の経過とともに、がれき撤去期、避難所支援期、生活支援期と、その必要とされる内容が変化する中、生活支援を必要とする時期を迎えた2017年、神戸学院大学によるボランティア活動自体も新しい展開を見せることとなりました。これまでの学生と教職員による活動に、同窓生も加わったボランティア活動が始動。2017年2月と9月、2018年2月の熊本支援では、学生と大学、さらに同窓会が連携してボランティア活動が行われました。重要な役割を担うこととなった「神戸学院大学」発のボランティア活動の「今」を紹介いたします。

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