SUIRYO 翠陵 vol.83
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適度な運動と笑顔でいること、幸せホルモンに満たされた心身で健康な毎日を木のツール「からだバー®」を使って筋力・バランス・コーディネーション・ストレッチ・ほぐしの5つの要素を取り入れた健康能力を高めるエクササイズを!日本発のからだバー®を使ったプログラムで、活力溢れる身体に。私たちの身体は伸ばす・曲げる・縮める・捻るなど立体的に動くようにできています。2つのジョイント部分から曲げたり、伸ばしたり、縮めることができるからだバー®は、そんな身体の全方向の動きに効果的に取り組むことができます。しかも運動することで幸せホルモン[セロトニン]の分泌が促される効果もあると言われています。そして、健康な体を維持するためにもう一つ大切なのが『笑顔』です。声を出して笑うと、脳が反応して幸せを感じるホルモン[エンドルフィン]が分泌されます。和気あいあいとしたなかで時折笑い声も聞こえる楽しいひととき。私のプログラムに参加してくださる方々には、笑顔になっていただけるよういつも心がけています。フィットネスクラブではアクアビクスを、介護施設ではノルディックウォーキングとピラティスの要素を取り入れたQOL(生活の質)を向上させる健康体操を指導。明石仁十病院訪問看護ステーションに勤務し、身体と精神の両面においてフォローアップしながらリハビリテーションを提供することで、社会復帰・社会参加を望んでいる方をサポート。作業療法士・認知症ケア専門士末吉 謙斗さん(2011年・総合リハビリテーション学部卒)フィットネスインストラクター 吉川 幾子さん(1998年・法学部卒)長い人生をいつまでも健やかに過ごすために互いの存在を認めあう居心地のいい場所で、行き交う「ありがとう」の言葉。ケガや病気の有無に関係なく、加齢や環境変化の影響で、これまでと同じような生活を送ることが難しくなってくることがあります。以前とは勝手が違う等の理由で、これまで続けていたことができなくなることは、意欲の減退や役割の消失が生じ、生活の質を落としかねません。そこで、生活の質を維持する為に体の健康だけでなく、心の健康にも注目してみましょう。まずは1日の中でちょっとした楽しみを持ち続けてみること。さらには、1ヶ月先の楽しみを作り、それを叶える為に自ら考え行動してみましょう。そうやって、日々の生活にちょっとした彩りを加えることが大事なことに思えます。また、日常生活や社会の中で役割が与えられ、それに応える状態にあること。そのことを通じてお互いに認め合い「ありがとう」の言葉が行き交うなかで暮らすことも大切です。つまり「日々の楽しみ」と「ありがとう」が長い人生を健やかに過ごすための秘訣ではないでしょうか。02SUIRYO 83からだバー®を使ったエクササイズ

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