SUIRYO 翠陵 vol.84
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05SUIRYO 84出場機会を得ることができた2019年のシーズンは、いろいろな経験を積むことができ、私自身忘れられない一年となりました。2018年、出場機会に恵まれなかったなかでも、プレーヤーとしての理想を掲げつつ、常に自分に求められているものを意識し、焦ることなく日々積み上げてきたことが、間違っていなかったと感じることができました。Jリーグでの初めての公式戦出場が、チームが負けている状況での途中交代による出場だったので嬉しいという気持ちよりも、自分の役割をクリアにしてチームにいかに貢献できるかということを考えて試合に入ったことを覚えています。Jリーグ初先発は、チーム状態を考えて、自分がスタメンで出ることで勝利につなげたいという気持ちで試合に入りました。天皇杯での得点は、初ゴールでもあり、とても嬉しかったですし、ゴールを決めた瞬間にチームメイトがすぐに寄ってきて祝福してくれたことでさらに特別なものになりました。サッカー選手としてのターニングポイントはFWからDFへポジションを変えたことでした。高校進学時には兵庫県から、四国のサッカー強豪校を選択。神戸学院大学3年次前期には、オーストラリア・ブリスベンプレミアリーグの強豪チームへのサッカー留学と、これまで自分の思うままに進んできたように思いますが、FWからDFへのポジション変更は自分の意志でなく、高校の監督の勧めに応じたものでした。はじめは戸惑いもあったものの今となっては感謝しています。いつも励ましの言葉や応援をいただいているサポーターの存在は本当にありがたいと思っています。ファン感謝デーなどのイベントでは、サポーターとの交流もあり、当初は恥ずかしく思う気持ちもありましたが、より近くでみなさんの表情を見ることができ、たくさんの声援に、チームとして、選手として応えたいと強く願う気持ちにつながっています。【藤谷 匠選手の2019年度シーズン】Jリーグ初出場 5月19日 対ジェフユナイテッド千葉戦Jリーグ初先発 5月26日 対FC町田ゼルビア戦公式戦初ゴール 7月3日 対ヴァンフォーレ甲府戦            (天皇杯2回戦で2ゴール)(この記事は2019シーズンに取材したものです)神戸学院大学初のJリーガーたくさんの声援に応えられる選手になりたいFC岐阜所属藤谷 匠選手(2018年3月 法学部卒)サッカーFootball同窓生©KazPhotography/FC GIFU東海同窓会の同窓生とMESSAGE「チャンスはいつも今!」を胸に、神戸学院大学出身のJリーガーとして大学の看板を背負うつもりで同窓生、現役学生のみなさんの力になれるように頑張っていきたいと思います。

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