SUIRYO 翠陵 vol.84
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06SUIRYO 84学生時代メモリード女子陸上部学生時代から数えて5年連続出場となった2019年神戸マラソンは、社会人ランナーとなって初めてのマラソンでした。卒業後も神戸マラソンに出場したいと決めていましたが、実業団入りしてからは、思ったようなタイムが出ないこともあり少し不安はありました。ベストタイムが出せればよかったのですが、今の自分の力は出せたように思います。地元に帰ることで、また気持ちが入って頑張れたらと考えていたその通りになり、次のステップへと気持ちも新たにできました。実業団では、距離を長く走ることに重点を置いた練習を行なっています。スピードも必要なため、そのための走りのキレも練習するなかで得たいと思っています。アスリートとしての向上心や積極性を常に持ち続け日々取り組んでいます。とにかく、人に負けたくなくて、自分にも負けたくない負けず嫌いなところは、学生の時から少しも変わっていません。社会人になり、学生時代とは違い「自己管理」は自ずと意識するようになりました。今は朝7時半から昼1時半まで業務をこなし、午後から練習時間を確保するようにしています。仕事や練習、日常生活のそれぞれで無駄にできる時間はなく、1日24時間のなかでもマラソンとは違った意味で、絶えず時間を追いかけている気がします。社会人としても、マラソンランナーとしてもまだまだこれからですが、少しずつでも成長していきたいと思います。メモリード監督 喜多秀喜さん(モスクワオリンピック10000m 日本代表選手)マラソンランナーとして成功する条件は、①素質、②競技に対しての情熱、③走る環境、④ランニングエコノミー(ランニングフォームが良いこと)の4つ。大樽さんは素質と情熱がありよく練習します。彼女は気持ちで走ることができ、自分から進んでトレーニングをする珍しい選手です。主体的に競技に向き合い、私の指示する練習以上に多く、速く走ります。練習環境は神戸と同じく山があり、鍛錬には向いていて、これで3つはクリアしています。④のランニングの経済性(5000mの基礎スピード)が改善点です。今後の練習で脚力・走力を付けて、走法も良くなり、いつしか2時間30分を切り、海外のマラソンで活躍することを夢見ています!夢は、ゴールのまだその先にあることを気づかせてくれた神戸マラソンメモリード女子陸上部所属大樽 瑞葉選手(2019年3月 人文学部卒)陸上マラソンTrack marathon同窓生MESSAGE神戸マラソンでは、走るほどに多くの声援をいただき嬉しく思います。マラソンでの目標タイムは2時間30分台。厳しいトレーニングを積んで目標達成に向けて頑張ります。

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