SUIRYO 翠陵 vol.85
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CASE0315SUIRYO 85https://www.kobegakuin.ac.jp/social_contribution/education/motomati.html大学が所在する地域の百貨店である大丸神戸店(㈱大丸松坂屋百貨店)と連携し、こどもたちの創造性を育むためのプログラムとして「もとまちこども大学」を2017年からスタート。翌年には、地域社会の活性化と生涯学習の振興を目的に包括連携協定を締結し、さまざまな取り組みを展開してきました。2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の観点で店頭での対面開催が暗礁に乗り上げる中、コロナ禍における、こどもたちの学びの機会を少しでも応援するために同店と協議し、感染拡大状況を見ながらオンライン開催を含めたプログラムを経済学部、人文学部、現代社会学部、グローバル・コミュニケーション学部、薬学部が計画。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないことから対面企画は中止となり、5件の企画をオンラインで開催しました。今年度最初の企画は8月に、人文学部の福島あずさ講師が、天気の不思議について学ぶプログラムを開催。家庭にある道具を用いて実験を行い、日頃の生活ではあまり意識されない自然界の力のひとつである「大気」について学んでもらいました。次に、経済学部の井上善博教授が、コロナ禍で多くの企業が損失や株価が下降傾向となったニュースを、こどもたちも目にする機会があることから、「株式投資」をテーマに開催しました。9月1日「防災の日」特別企画としては、現代社会学部社会防災学科が液状化現象実験を学ぶプログラムを開催。防災を考えるために自然災害のメカニズムを学ぶことが大切であることを同学科の前林清和教授が説明しました。10月には、家庭でハロウィンを楽しんでもらいたいと、ハロウィンの文化や風習を学びジャック・オー・ランタンづくりを行うプログラムを、グローバル・コミュニケーション学部の森下美和准教授が開催。11月には、マーケティングを学びこども店員として販売体験を行うプログラム「もとまちこどもマルシェ」を経済学部の木暮衣里講師が開催。コロナ禍で、こどもたちの店頭での販売体験が難しい状況から、ワークショップに参加したこどもたちが考えたお店を期間限定で大丸神戸店にOPENさせて、得た学びの発信を行ってもらいました。2020年度は感染対策予防の為、オンラインを活用した企画内容に変更し、進め方やこどもたちとの対話等、さまざまな工夫を凝らしながらワークショップを行いました。プログラムの詳細や参加した学生たちの感想等を、大学HPにて公開していますので、是非ご覧ください。UNIVERSITY INITIATIVES大丸神戸店との連携 ~地域社会の活性化と生涯学習振興~実験手順の見せ方に注意を払いながら配信会場では感染拡大防止対策を図って、オンライン配信完成したジャック・オー・ランタン~未来をつくるこどもたちの創造性を高めたい~神戸学院大学 × 大丸神戸店「もとまちこども大学」

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