02SUIRYO 85会員ニーズと時代にマッチした魅力的なネットワーク同窓生の皆様におかれましては益々ご活躍のこととお喜び申し上げます。令和2年10月に木村誠前会長任期満了に伴う改選により、第6代同窓会会長に選任され就任致しました桑原理哲(くわはらよしあき、1985年・法学部卒)です。同窓会会長を仰せつかり、大変光栄に存じます。昨年はコロナ禍で、大学では卒業式・入学式が中止となり、同窓会行事も中止が相次ぐなど諸事多難な時期に会長を拝命することとなり、これまで諸先輩が築かれてきた伝統の重みを考えますと、その重責に身の引き締まる思いでございます。1976年(昭和51年)に設立された神戸学院大学同窓会は「会員相互の親睦を図るとともに、母校の発展に寄与する」という目的のもと、昭和の時代に設立され、平成の時代に基盤を築き、令和の現在に至るまで、その時代時代のOB・OGの努力に支えられ活動が続けられております。設立45年の現時点で本同窓会は、8万5千人超の会員数を誇る大規模な組織になっており、会員の皆様は幅広い分野で活躍され、グローバル経済の担い手として、重要な役割を果たされています。神戸学院大学は現在10学部1万1000人余りの学生を擁する神戸市内で最大規模の総合大学となっています。しかしながら少子高齢化の時代を迎え、18歳人口が減少の一途をたどる中、大学は厳しい競争社会の中に身を置かれており、このような時代の中で母校がこれからも輝き続ける存在であるよう、物心両面で協力できる同窓会として母校の発展に尽くすこと、それが私の初心です。神戸学院大学同窓会は全国に20支部あり、支部活動を基盤に支部総会・本部総会等の各種会議体、広報・事業・組織・財務等の委員会組織、登録団体と合わせ、大きなネットワークを形成しています。日本に大学が設立されて約140年、多くの大学同窓会が会員数の減少に悩む中、本同窓会は老・壮・青のバランスがとれた組織であり、この多様性の強みは今後も維持・発揮して参ります。会長就任にあたり、これまでの基盤を大切にしつつ、卒業生一人ひとりがこれまで以上に同窓会活動に関心を持ち、若い卒業生をはじめ各世代の方々に主体的かつ積極的に参加していただける「会員ニーズと時代にマッチした魅力的なネットワーク」を構築できるよう努力する所存です。本同窓会は近い将来10万人を超える大組織に成長すると見込まれており、社会的な信用・ガバナンスにも配慮した組織体制を構築する必要があります。同時にポストコロナの新しい社会を見据え、組織拡大も視野に入れたデジタル化を促進し、会員相互のコミュニケーションを図りたいと考えております。今後も新役員一同、心を一つにして、時代の変化に対処できる改革を進め、強い絆で母校を支援し、より一層、緊密な協力関係を構築できるよう、全力を尽くし職責を果たす所存でありますので、会員皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。最後となりましたが重責を担ってこられました木村前会長をはじめ前役員の皆様のご尽力に厚くお礼を申し上げ、私の就任の挨拶とさせて頂きます。桑原理哲神戸学院大学同窓会会 長(第6代)出 身 地 広島県広島市血 液 型 O型趣 味 ウォーキング、ゴルフ、テニス好きな言葉 好きこそ物の上手なれ職 業 東洋証券株式会社 代表取締役社長プロフィール
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