SUIRYO 翠陵 vol.85
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06SUIRYO 85ボランティア活動支援室では、2009年から毎年夏休みにサマーボランティアプログラムを実施しています。「初めての活動体験を応援します」をキャッチフレーズに、主にはキャンパス地域のボランティア活動を取りまとめ、学生に紹介し、交通費、活動経費の補助を行うというものです。2019年度は18の活動数に対して、幅広い学部学年から延べ186人が参加しています。活動内容は多彩で、外国籍をもつ子どもの学習支援(神戸市定住外国人センター)、交通事故・自然災害などで親を失った子どもの交流プログラム(あしなが育英会神戸レインボーハウス)、高齢者施設の夏祭り(特別養護老人ホームふたば)、病院ボランティア(神戸市医療センター中央市民病院)、摩耶山「山の日」記念フェスティバル(神戸市灘区)の他、学スタが企画したものとして「元気ッズ!作って食べて自然で遊ぼう!」(子ども班)、「僕らの夏休み大作戦~高齢者をLet’sケア~」(医療班)、「あいな里山水てっぽう合戦」(環境班)、「映画を観て始まる国際理解!」(国際班)などです。夏休みは同窓会からも多大なご支援をいただいています「災害支援ボランティア」(災害班、社会防災学科学生ボランティア等が担当)も積極的に活動しており、ご報告する機会も多いですが、実はキャンパス地域での活動にもしっかりと力を入れており、学生の学びの機会となっています。今回は2020年度に実施しました「コロナ禍における学生ボランティア」を中心にご報告しました。それらを実現できたのは10年以上にわたる学生達の地域活動の実績があってこそだと思います。世界に至る感染拡大が続く中で、「新しい生活様式」の構築が問われています。ボランティア活動のあり方も同様だと感じています。ボランティア活動支援室では、学生の自発的な思いを尊重して、学生スタッフと並走しながら試行錯誤を重ねていきたいと考えています。関係を結ぶサマボラで地域との

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