SUIRYO 翠陵 vol.86
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12SUIRYO 86トークショーを対面+ライブ配信というハイブリッド形式で行うことはなかったかもしれません。対面開催では在学生や地域の方に来場いただき、ライブ配信では全国どこからでも大学祭のゲスト企画を視聴できる仕組みは、大学祭をより一層よいものにするための一歩になったと思います。Twitterにも「配信嬉しい!」とお声をいただき、普段は目に留まることのなかった方々に神戸学院大学の存在を知っていただく機会になりました。出演者側でも、発表の場が少ないなか、日頃の成果を発揮していただけたことは非常に意味のあることだったと感じています。新入生歓迎会、新入生勧誘の中止等で、思うような部員数が確保できない団体もあると伺い、PRする場を今回新たにメインステージに設けました。展示内容を熱心に写真に収める高校生の姿を見かけたのは、学術フォーラム企画でした。今回は、ゼミの発表・展示に加え、教授の座談会を実施し、普段の講義では聞けないお話が聞けました。中実の展示部では、ゲーム企画として人狼ゲームや爆弾処理ゲームで、更に大学祭を盛り上げてくれました。また、アミューズメントパーク部が企画したエアー遊具は、ショッピングモールでのイベントで見かける機会がありますが、最近はそのようなイベントもなかった分、子どもたちの笑顔が輝いて見えました。学内を歩いてどの企画を見ても来場者、出演者の方々の笑顔と活気があふれていることが、このうえない幸せであると実感しました。

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