SUIRYO 翠陵 vol.88
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MEMORIALWALK14SUIRYO 88神戸学院大学は2026年に創立60周年を迎えます。大学創立60周年の2026年春竣工を目指して、いよいよ1号館の建設工事が始まります。それに伴い、2024年1月より2号館の解体工事が始まりました。同窓会では有志の方々で、学生時代の思い出がたくさん詰まった2号館と中庭を散策するメモリアルウォークを行いました。2号館と中庭は、それぞれの世代により設置された施設が異なるかもしれませんが、どの世代にも共通といえば、やはり大講義室と喫茶ミルキーウェイではないでしょうか?大講義室、いつも教壇の真ん前に座っていた熱心な学生さん、大きな黒板にチョークでの板書の音、陽のあたる窓ぎわの席で心地よく講義を受けたことも懐かしく思い出します。喫茶ミルキーウェイは、授業の空き時間やランチタイムには居心地のいい快適な空間でした。また、1階には学生部があり、学生生活や課外活動のことなどで頻繁に通われた方も多いのではないでしょうか?学生に嬉しい激安の理髪店もありましたね。そんな楽しく懐かしい思い出話をしながら散策を進めました。1号館の模型も披露されました。学生はもちろん同窓生や地域の方々など、さまざまな方が気軽に足を運んで楽しめる空間を創ることをコンセプトに設計されています。3階建てで吹き抜けを活かした広い空間に、事務室や学生の自習室のほか、大勢で集まれる場所や、一人でゆっくり過ごせるスペースもできるそうです。2号館の解体を惜しみつつ、新たな有瀬キャンパスの姿に心嬉しく感じました。そして、このメモリアルウォークを記念して、美術部の学生さん(心理学部心理学科2年次生 渡邉まどかさん、経済学部経済学科4年次生 橋本琴音さん)が大講義室の大きな黒板に、有瀬キャンパス2号館と中庭の絵を描いてくださいました。絵は、あえて仕上がり途中の段階でおいてあり、このメモリアルウォークに参加した同窓生が色を入れて完成させるという思いもよらない感動的なサプライズがありました。2号館と中庭(思い出の「ヤシの木」も描いてあり、さらに感動!)の絵に添えるように書かれた「感謝」の文字がとても輝いていました。たくさんのいろんな思い出が詰まった、学生時代をともに過ごした有瀬キャンパス2号館と中庭、そして素晴らしい黒板アートを描いてくださった美術部の学生さん、この企画を提案してくださった大学関係者の皆さまに、心から感謝の気持ちで一杯となりました。本当にありがとうございました。懐かしの喫茶ミルキーウェイ「メモリアルウォーク」を開催!有瀬キャンパス2号館大講義室1号館模型2023年6月撮影(提供:学生支援センター)美術部の学生さんによる黒板アート同窓生の皆さん、有瀬キャンパスでまたお会いしましょう!

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