18SUIRYO 89大会MVPに輝いた濱村一颯選手■大会を終えて■大会を終えて今大会は世界各国の代表チームやクラブチーム等、最終的に10チームが参加し、まず2つのブロックに分かれて予選リーグが行われました。日本チームは第2戦で、現在世界ナンバーワンの代表選手が多数揃うオーストラリアのクラブチームに敗戦(0-1,お互いノーヒットという白熱した投手戦)を喫したものの予選を3勝1敗の2位でページシステムに進みました。ページシステムではマレーシア、地元インドネシアにコールド勝ちし、グランドファイナルで再びオーストラリアチームと対戦しました。グランドファイナルでは、日本が2点を先制するも6回裏に逆転を許す苦しい展開となりましたが、最終回に連打で追いつき、更にチャンスで3番濱村選手が優勝を決定づける逆転の2点タイムリー2塁打を放ち5-3で勝利。日本の大会2連覇達成となりました。濱村選手は大会を通じて安打や本塁打を量産、グランドファイナルでの活躍も含め大会MVPを獲得し大活躍でした。神田投手も第3戦で先発する等、3試合に登板し失点は1と好投しました。 濱村一颯選手現地でも日本でも沢山のご声援をいただきありがとうございました。初めての海外での試合でしたが、日の丸の重みを背負ってプレーすることの意義を感じながら精一杯プレーすることができました。MVPを獲得することができ、今回の経験は人生の宝物になりましたし、支えてくださった多くの皆さまに感謝しています。神田迅投手今回の大会では、大変貴重な経験ができました。海外で外国の選手と対戦できたことや、日本代表の投手たちから多くのことを吸収することができたことをこれからの競技人生に生かして投手としてのレベルアップにつなげたいと思います。吉田智行監督まずは前年に続きマカッサルオープンを優勝という形で終えたこと、全員が無事に帰国できたことに安堵しています。今大会は現在世界ナンバーワンの実力国であるオーストラリアチームの参戦もあり、レベルの高い大会となりました。日本チームはそのオーストラリアに一度は敗戦しましたが、そこから学ぶことも多く、その後は試合を重ねるごとに団結し、グランドファイナルでは最終回に逆転するという劇的な幕切れで、私自身も一生忘れることのできない大会となりました。ひとりでも多くの方々にソフトボールの魅力を知ってもらいたいです。ぜひともYouTube等で今大会の試合を見てもらえたら幸いです。そして、この大会に関わっていただいた皆さま、日本チームの派遣に関わっていただいた皆さま、応援していただいた皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。吉田智行監督全日本大学男子ソフトボール選手権大会には今回で14年連続33回目の出場となりました。選手たちは最後まであきらめることなく全力でチーム一丸となって精一杯戦いました。4年次生を中心にこの1年間で技術のみならず人としても大きく成長し、監督の私から見ても本当に頼もしいチームになったと感じています。大会期間中は大学関係者や保護者の皆さま、同窓会北陸支部の皆さまにも温かいご支援、ご声援をいただきました。感謝申し上げます。ソフトボール部はこれからも大学日本一をめざして日々精進して参りますので、今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。文部科学大臣杯第59回全日本大学男子ソフトボール選手権大会(インカレ)ベスト8「マカッサルオープン」濱村一颯選手が大会MVPに輝く
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