SUIRYO 翠陵 vol.90
12/56

桑原 理哲 Kuwahara Yoshiaki 1961年広島県生まれ。神戸学院大学法学部卒業。東洋証券で要職を歴任し、2017年から2024年まで代表取締役社長を務める。2022年東京証券信用組合理事に就任。さらには、神戸学院大学のブランド価値向上に寄与するような活動も行っていきたいと考えています。現在、20人ほどの経営者をリストアップし、構想を練っているところです。変革の波を捉えて~10万人のネットワークとリカレント教育~桑原 大学創立60周年を迎え、卒業生は老年、壮年、青年の3世代のバランスが取れた時期とも言えます。今、さまざまな卒業生が教壇に立って学生にキャリアの話をさせていただいていますが、この先にあるのは「リカレント教育(学び直し)」ではないでしょうか。同窓会にはすでに10万人のネットワークがあります。武井壮さんや坂本花織さんといったタレントやアスリートの方もいらっしゃれば、あらゆる分野のプロフェッショナルがいます。私を含めて、卒業生自身も学びたいことが山ほどあるはずです。若い人ならキャリアチェンジの参考にもなります。卒業生が卒業キャンパスをマザーキャンパスとして考えていくなかで地域社会とつながる、開かれたキャンパスをめざしたいです。桑原 1号館に関しては、同窓会として、学生がより充実したキャンパスライフを送ることができるための寄贈をしようと準備をすすめています。愛称のARISE(あらいず)は、有瀬(Arise)というキャンパス名にも重ねていてすばらしいですね。有瀬で学んだ卒業生が多く、非常に思い入れのあるキャンパスです。また、今後の取り組みとしては、同窓会から独立した「神戸学院大学経済人倶楽部」の設立構想を持っています。同窓会が設立50周年を迎えた今、かなりの卒業生が企業経営をされていることに気づきました。そろそろ「経済人倶楽部」があってもいい頃ではないかということで、そのための準備委員会を作っているところです。もちろん経済人倶楽部内でのネットワークからビジネスが生まれるでしょうし、卒業後にクラブ内の企業で働くという「縁」もできるはずです。でその「階段状の道筋」を見事に示し、学生を導いてくださっています。さらに、卒業生という身近に感じる講師の姿から、未来の具体的なイメージを学生たちに示していただいていることにも、心から感謝しています。大学創立60周年と有瀬キャンパス~新しい物語の始まり~備酒 2026年1月23日に本学は創立60周年を迎えました。これを記念する事業のシンボルとなる1号館が、有瀬キャンパスに完成します。この新棟の愛称が、公募により「ARISE(あらいず)」に決定しました。「ここから何かが生まれ、動き出す」「眠っていた可能性が目を覚ます」といった、未来への希望と始まりの力が込められた名称です。キャンパスから未来へ向けた新たな物語が立ち上がるという意味合いを持っています。この「新たな物語」という点では、大学の教育に特化した機能以外にも、有瀬社会を担う私たち一人ひとりが母校の応援団です11SUIRYO 90 同窓会設立50周年記念誌 発行特別企画

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る