SUIRYO 翠陵 vol.90
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3.動くことで見つかる「次の一歩」支部設立から30年を越え、九州支部は今、新たな転換期を迎えています。初代支部長として道を拓いてきた草刈氏は、現役世代の活動に熱いエールを送ります。「『九州支部』だからといって、開催地を福岡に固執する必要はありません。各地にこちらから出向いていくことで、『行ってみようかな』という潜在的なニーズを掘り起こす。それが戦略になるはずです。頭で考えているだけでは何も動きません。やってみることで初めて、活動を支えてくれる『いい人材』にも巡り会えるのですから。」村井氏をはじめとする現役世代は、草刈氏が築いた自由で活動的な気風を大切にしながら、さらなるネットワークの拡充をめざしています。「リーダー的な存在がいる熊本をはじめ、各地で小さな火を灯し続けたい。それが九州全体の活性化に繋がると信じています。」と村井氏は語ります。京都から始まった支部設立の熱狂は、関門海峡を越えて九州で独自の進化を遂げました。初代支部長・草刈氏が蒔いた種は、今や九州全土に根を張り、母校同窓会の力強い支柱となっています。取材の締めくくりに、支部設立の立役者である草刈氏へ「卒業生へのメッセージ」を求めました。しかし、返ってきたのはご自身の功績を語る言葉ではなく、現役世代へのどこまでも温かい思いに溢れたエールでした。「全国19支部の会員の皆さんへ、現九州支部長、九州支部会員はもとより、九州支部を今後ともよろしくお願いいたします。」その言葉には、かつて「忙しさを理由に断らなかった」草刈氏自身の誇り以上に、現場で奮闘する後輩たちを「全国の仲間で支えてやってほしい」という深い思いとともに、次代を担う村井氏ら現役世代への期待が込められていました。2012年6月に福岡県支部から「九州支部」に名称変更(翠陵74号より)九州支部への温かい思いを全国の支部へ語る草刈氏26SUIRYO 90 同窓会設立50周年記念誌 発行特別企画神戸学院大学同窓会設立50周年記念誌の一部をお届けしました。記念誌では、記念式典の特別ゲストの武井壮氏やミラノ・コルティナ冬季五輪フィギュアスケート競技で2つの銀メダルに輝いた坂本花織氏の特別インタビューを掲出しています。なお、記念誌は2026年7月25日開催の、神戸学院大学同窓会定時総会の会場で閲覧いただけます。ぜひお楽しみに。これからも神戸学院大学同窓会は、「会員相互の親睦を図るとともに、母校の発展に寄与する」という目的のもと、「後世に残る大学」を支える「後世まで輝き続ける同窓会」として、皆さまと一緒に歩み続けます。

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