SUIRYO 翠陵 vol.90
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40SUIRYO 90い選手を確保するかが急務となっています。私は関西圏や四国などを奔走し、かつて自分がそうであったように、野球や他の競技で培った力をアメリカンフットボールで開花させないかと、部員獲得へ向けた活動に力を注いでいます。卒業生のネットワークが支えてくれる活動GMとしての仕事は、チームの強化だけではありません。運営を支えるための資金確保、環境整備も重要な任務です。限られた強化費を有効活用するため、毎年発行している「イヤーブック」に広告掲載枠を新設するなど、新たな試みも始めました。こうした活動の中で、あらためて驚かされ、感謝しているのが卒業生の絆の深さです。広告掲載の依頼をすれば、関東にいる卒業生が契約を取り付けてくれたり、山口県岩国市に住む私の同期は「君が頑張っている間はずっと応援する」と言って、最も大きな広告枠を快く引き受けてくれたりしています。アメリカンフットボール部のOB会は以前から身近な存在でしたが、同窓会という組織は、その規模も可能性も想像以上でした。全国各地、あらゆる分野で活躍する神戸学院大学の卒業生が、本部から支部へ、そして支部から支部へと繋がっている。そのネットワークの強靭さを、GMになってから肌で感じています。「ほのぼの会」が橋渡しをしてくれた再会実は、私がこうして同窓会活動に積極的に参加するようになった裏には、一つの大切なきっかけがありました。それが「ほのぼの会」という、学生時代の仲間たちとの集まりです。大学4年次生の頃、私を含めた男子学生数人と、2学年下だった栄養学部の女子学生数人で結成した仲の良いグルー目の前のプレー、一瞬に情熱を! めざせ2部昇格神戸学院大学 アメリカンフットボール部Kobe Gakuin University American Football Teamプがありました。それが数年前に再び集まるようになり、「同窓会設立50周年記念式典に一緒に行こう」と誘ってもらったのです。もしこの誘いがなければ、私は同窓会設立50周年記念式典に足を運ぶことも、その後の兵庫東・北支部の懇親会に参加することもなかったかもしれません。この「ほのぼの会」という小さな再会が、私を大きな同窓会の輪へと繋ぎ直し、結果としてアメリカンフットボール部への支援を呼びかける場を広げてくれました。私にとって「ほのぼの会」は、友人同士の集まりを超えた、母校との大切な架け橋なのです。2部昇格へ、舵取り役としての決意現在、アメリカンフットボール部が掲げている目標は、2部リーグへの昇格です。昨年のリーグ戦のデータを分析すると、平均失点が9点ほどと守備は健闘しているものの、平均得点が16点弱と得点力不足が顕著でした。この課題をいかに克服し、あと一つの白星をどう掴み取るか。学生たちと共に、戦術の再構築と個々のスキルアップに励んでいます。GMという立場は、チームの舵取り役であると同時に、学生たちにとっての最も近い相談相手でありたいと考えています。彼らがフィールドで輝くための環境を整えること、そして彼らの努力を全国に広がる卒業生へ伝え、さらなる支援の輪を広げていくこと――それが私の使命です。アメリカンフットボール部での挑戦はまだ始まったばかりですが、卒業生との繋がりが、何よりの推進力となっています。これからも現役学生、アメリカンフットボール部の全国の卒業生と一体となって喜び合える日をめざして、一歩ずつ進んでまいります。卒業生の皆さま、今後ともアメリカンフットボール部への温かいご声援をよろしくお願いいたします。部員の約7割が大学からアメリカンフットボールを始める未経験者ですが、各々の体格や能力を生かせる競技特性を強みに、選手主体の練習で互いを高め合っています。堅実な守備に加え、得点力の向上という課題克服に挑むチームを、アメリカンフットボール部OB会も力強く支えています。ほのぼの会で開催した久保田GM就任お祝い会

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