神戸学院大学同窓会

会長　桑原　理哲

神戸学院大学同窓会会長の桑原理哲です

2021年度新入生の皆さん。本日はご入学、誠におめでとうございます。

今日という日まで、ご子息ご息女を大切に育てられた保護者の皆さまにも心よりお祝いを申し上げます。

例年であれば、皆さんのご家族を含め、関係者が一堂に会して入学の喜びを分かち合うところですが、今年はコロナ対応として、従来型の入学式は取りやめざるを得ない状況となりました。

コロナの流行が始まり約1年、われわれの生活様式も様変わりした歴史に残る1年でもありましたが、治療薬やワクチンの開発等で、そろそろ潮目が変わる今年度と期待しております。

さて、本日は同窓会を代表して、皆さんに「同窓会の紹介」と「期待の言葉」をお伝えしたいと思います。

最初に同窓会の紹介をさせていただきます。1976年に設立された　神戸学院大学同窓会は「会員相互の親睦を図るとともに、母校の発展に寄与する」という目的のもと、昭和の時代に設立され、平成の時代に基盤を築き、令和の現在に至るまで、その時代時代のOB・OGの努力に支えられ活動を続けてまいりました。

設立45年の現時点、8万５千人規模の会員を擁する大規模な組織となり、卒業生の多くがグローバル経済の担い手として幅広い分野で活躍しています。

本同窓会は母校がこれからも輝き続ける存在であるよう、物心両面で母校の支援を続けるとともに、学内行事や課外活動支援、就職支援など大学と連携を深めて、皆さんが充実した学生生活を送ることができるようにサポートしていきます。

新入生の皆さんにも積極的に参加していただけるよう「時代にマッチした魅力的なネットワーク」の構築に努めてまいりますので、是非この場を活用され、新しい社会と機会にチャレンジされるようお願いいたします。　

私は1985年法学部を卒業し、大学卒業後、東洋証券株式会社に入社し、神戸で社会人のスタートを切りました、その後、20年間営業現場に従事し、その後本社に異動、2017年より社長の任に就いております。

本日は大学のOBとして、一言アドバイスをさせて頂きますが、大学は新たな学びの場です。高校までは期末試験や入試に備えての勉強が中心だったかもしれませんが、大学に入ったからには「学んでみたい」「取り組んでみたい」という主体性を大切にしてください。学びや活動を通じて世の中の現実を知り視野を広げることが大切です。

大学生活はあっという間に終わります。好奇心を持ちさまざまな人と出会い、会話の「引き出し」を多く持つことが「自身の魅力と成長」に繋がります。

変革の時代に逞しく生き残れるよう「自ら考え行動できる」主体性を大学生活の中で身につけることが大切です。

社会に出ると「学生時代にもっと学べばよかった」と悔やむことが必ずありますので、これから始まる大学生活で悔いを残さないようにチャレンジし続けて下さい。

最後になりましたが、神戸学院大学のご発展と新入生ならびにご臨席の皆さまのご健勝とご活躍をお祈りいたし、お祝いの言葉とさせて頂きます。本日は誠におめでとうございます。