東海支部

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  • 2021.4.4

    東海同窓会通信 藤谷匠選手インタビュー

    コロナ禍でも力強く活躍する同窓生特集②として、神戸学院大学初のJリーガーとしてFC岐阜で活躍中の藤谷匠選手のインタビュー全文を掲載します。

    藤谷 匠(2018年法学部卒)

    所属:FC岐阜

    ~プロになるために大学時代頑張ったことは?~

    プロになるために今の自分に何が足りないかというところを日々意識していました。

    自分たちが大学で所属していたリーグは、あまりプロのスカウトが来ないようなリーグでしたので、いつスカウトが見に来てもいいように、チャンスを無駄にしないように、ということは意識して励んでいました。

    サッカー以外ではもちろん大学の勉強も単位を落とさないように頑張っていました(笑)

    ~サッカーをしていてうれしかったことは?~

    サッカーを始めてからずっと夢見ていたプロサッカー選手としてFC岐阜でお世話になることが決まったときは嬉しかったです。

    FC岐阜に加入してからは、Jリーグ初出場したときがとても印象に残っています。1年半ずっと公式戦に出ることができず、今までのサッカー人生の中でこんなに試合に出場できなかったことはありませんでした。ですから久し振りに公式戦に出場できた時は嬉しかったです。

    初出場の試合後に家族や友人から「おめでとう」という連絡が来て、毎試合チェックしていないと初出場がわからないと思うので、見守ってくれている気持ちが伝わりすごく嬉しかったです。

    FC岐阜のサポーターは温かい印象があって、2019シーズンも最後まで僕たちを信じて応援してくれました。(降格した)今シーズンは勝たなきゃいけない状況の中で、なかなか勝てない試合が続いてもしっかり後押ししてくれています。今年はインスタグラムを始めたのですが、そちらにメッセージをくれるファン・サポーターの方もいて、しんどい時などはとても励みになっています。今年はコロナ禍でファンサービスも出来ないので、SNSで声を掛けていただけるとありがたいです。

    ~今シーズン、チームの目標はJ2昇格ですが、藤谷選手個人の目標は?~

    残り試合1試合でも多く出場してチームの目標に向けて自分がしっかり仕事ができるように貢献したいです。絶対にJ2に戻らなきゃいけないという気持ちも強いですし、昨年の悔しさを残りの試合にぶつけたいと思います。チームとして最後まで連勝をして終わるということを考えていますし、昇格争いのチームとの直接対決も残っているので、そこは絶対に落とせないという気持ちです。

    ~自分のプレーのここを見てほしいというポイントを教えてください~

    身体能力を生かしたプレーで、高さであったり、スピードであったり、体の強さというところを見てもらいたいです。残りの試合においては気持ちの部分も大切になってくると思います。負けないという気持ち、勝ちたいという気持ちを前面に出しているチームが最終的には勝つと思っているので、チームを声やプレーで後押ししたいと思います。チャンスがあればもちろん点も決めたいので、どんどん積極的にゴールを狙っていきたいです。

    ~同窓生へひとこと!~

    神戸学院大学の卒業生としてJリーガーは自分1人だけなので、もっと大学として注目してもらえるように、そして同窓生の皆さんに少しでも元気を分け与えられるように、自分の活躍する姿を見せたいです。

    追記

    このインタビューは昨シーズン昇格争い真っ只中(令和2年10月下旬)のものです。

    インタビューの為に訪れた長良川スタジアムで試合を観戦中、私の後ろのシートには熱烈な岐阜サポーター女子が3名程座っていました。ホームだけではなくアウェイの試合にもほぼ駆け付けているという、そのサポーターたちの話では…

    「比較的大人しい子が多いFC岐阜の選手の中では、匠くんの明るく大きな声はとっても貴重。プレーヤーとしてだけではなく、ムードメーカーとしても岐阜にはなくてはならない存在」

    とべた褒めでした。

    チームとして今シーズンはここまでは3連勝。そして藤谷選手もフル出場と大きく貢献しています。

    このまま充実の1年となることを期待しております。

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